平井六右衛門です^^
以前、お燗についての記事を書いた際に、電子レンジでの加熱方法についての質問がありましたので今回ご紹介いたします。
関連記事:http://hira6kiku.blogspot.jp/2012/05/blog-post_18.html
http://hira6kiku.blogspot.jp/2012/05/blog-post_20.html
お燗には昔ながらの湯煎がおすすめされています。
なぜかというと、お酒がゆっくり温まるためアルコールの蒸発が緩やかで、風味も損なわれにくいとされているからです。
しかし、手間や時間がかかってしまうという欠点もあります、、、
その点電子レンジはボタン一つで簡単にお燗にできますし、一度うまくいけば再現性も非常に高いのです!
ただ、電子レンジで日本酒をお燗にした場合、間違えるとせっかくのお酒が台無しになったり、冷めやすくなってしまいます!!
一度、湯煎とレンジの両方でやってみて、成功するイメージを確認するといいでしょう。
では、どうすればいいのか、いよいよ本題に入ります!
ポイントは3つ。
胴長〇 |
1.お酒の温度
あらかじめ常温に戻しておきます。温度のムラをなくすためです。レンジお燗の成功は温度ムラをなくすことにかかっているといっても過言ではないでしょう!
丸型首長×
|
2.容器
円柱状で背の高いものが〇。角が円く、太いとさらによいでしょう!丸い形の徳利は避けたほうが良いです。温度ムラができます。
3.時間
家庭用レンジだと、大体は500wではないかと思われます。お燗にかける時間は意外と短いです。私の経験上ですが、お燗専用コースのボタンは使わないほうがいいです。
以上を踏まえてやってみましょう。
まずは常温にした日本酒を容器に入れます。
この時、徳利なら特にお酒を入れすぎないようにします。徳利の首の部分調度か若干少なめにします。コップは冷めるのが早いのですぐに飲める分だけ入れましょう。
アルミホイル(ラップも可)をかけ、レンジで40~50秒加熱します。時間に幅を持たせているのは容器やお酒の量によって変化するからです。あしからず、、、
終わったら軽く容器ごとお酒を回します。容器内でお酒を対流させて温度のムラをなくすためです。
角の取れた円柱状のものといったのはこのためです!
ひと肌燗ぐらいならここら辺がちょうどよいでしょう。
さらに過熱する場合はここで15秒ほど放置してからもう一度温めます。
ここからは1回目よりも温まりやすいので気を付けましょう!
目安は、約40秒で熱燗の出来上がりです!
あの大手菊正宗のページです。かなり詳しく書いてあり参考になるので興味ある方は見てみてください。http://www.kikumasamune.co.jp/ryoin/03.html
長くなってしまいましたがこれが電子レンジでのお燗の仕方です。
ここまで来ると私は湯煎のほうが楽なのではないかと思ってしまいますが、、、笑
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