2012/10/31

【ご案内】全国ふるさとフェア2012＠横浜赤レンガ倉庫

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

皆さん、今週の土日の予定はもう決まりましたか？？
決まってない方、横浜に行きましょう！

11月3・4日(土日)午前10時から、
全国ふるさとフェア2012
なるイベントが、横浜赤レンガ倉庫で開催されます！！

昨年の様子
http://www.open-yokohama.jp/event/detail.html?CN=58110より拝借

イベント紹介HPhttp://www.open-yokohama.jp/event/detail.html?CN=58110
イベント資料（PDF）http://joqr-event.com/furusato/2011/furusato2011_small.pdf

全国の物産品を取り揃えた、ブースが出店します。
去年は2日間でなんと20万人超の来客を記録した、一大イベントです！
天気は良いみたいなので、楽しみですね。

なんで急にイベント告知なんか始めたかって？？

実は先週からですが、「SAVE IWATE」というある復興支援団体の東京支部にボランティアで参加しています。
その関係で、今度の横浜のイベントのお手伝いもさせていただくことになりました！

残念ながら今回は菊の司は出品できませんが、いずれどこかの販売会で出せれば、と思います。
現在企画中です…

ということなので、
被災地のために何かできないかな～
と思っているアナタ、ぜひ「全国ふるさとフェア2012」にいらしてください！
お待ちしてます＾＾

家族連れOK、デートOK、ふるさとのお友達とOK。
なんでもありです！！

では。

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posted by平井六右衛門
mail: hira6kiku@gmail.com
菊の司公式HPhttp://www.rnac.ne.jp/~esake/kiku/
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2012/10/29

生酛一筋大七酒造

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

今回ご紹介するのは、福島県の「大七」という日本酒。
なんと、全商品が「生酛(きもと)」造り一筋！
より良い酒質のために、独自の精米技術も持っている酒蔵です。
日本酒の大七

蔵元HPhttp://www.daishichi.com/

しかも、創業1752年の老舗！！

このお酒と出会ったのは、先週の土曜日のこと。
所用で渋谷ヒカリエのB2F、ワインショップ「エノテカ」に出向くと、試飲即売会が開催されていたので遠慮なく、といったかんじです。

写真にも快く応じてくれました

営業にいらしていた方とお話していると、なんと明治大学の大先輩であることが判明！！
びっくりです！(°Д°)

さて、お酒はというと…
スパークリング梅酒など、変わり種も色々ありましたよ！
一応、全種類いただきましたが、お気に入りはやっぱり「大七純米生酛」。
オーソドックスが一番です。

蔵元HPより拝借

生もとらしい、芳しく、キリリとした香り。
口に含むと、豊かでおおらかな香味がぼくを満たしてくれました！
しっかり冷えてましたが、それにも負けないしっかりとしたお酒です。

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2012/10/26

朝日屋酒店

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

数日前、突如左のタブに「アンケート」が出現しました。
みなさんは、もうご回答いただけましたか？？

今は、「日本酒の肴といえば？？」というテーマで回答を絶賛募集中です！
ぜひみなさんのお気に入りおツマミを教えてください＾＾
結果を見てみると、すでに色んな意見が集まってます。
これを集計して、「決勝戦」をしたいので、よろしくです！

さて、今回ご紹介するのはある”超大手”の酒販店。
小田急線「豪徳寺」or世田谷線「山下」より徒歩5分、「朝日屋酒店」さんです！

公式HPhttp://www11.ocn.ne.jp/~asahi-ya/

HPより拝借

左の写真をみてもお分かりかと思いますが…
在庫の量がハンパない！！！
実は、写真の右奥と別の場所にもびっしりビンが…！
あまり在庫を持たないお店が増えている中、とても強気なだけでなく、たしかな実績のある酒屋さんなのです。

もちろん、全国各地の日本酒が取り揃えられており、中には限定流通品も。
日本酒好きならば一度は行っていただきたいお店です！

ちなみに、菊の司は「大吟醸てづくり七福神」置いてあります！参考までに。

こないだ訪問した際の写真を、若旦那様がわざわざブログでご紹介して下さったので、そちらもぜひご覧ください＾＾
http://black.ap.teacup.com/asahiya/

ではでは。

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2012/10/25

磯乃澤純米吟醸山田錦～うすにごり～

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

今日みなさんにご紹介するのは、國酒道”初”のタイプの日本酒？！
「磯乃澤純米吟醸山田錦」の”うすにごり”です！
福岡県うきは市の蔵元ですね。
磯の澤

蔵元HPhttp://www.isonosawa.jp/（2012.10.25現在、改装中のようです）

ひょんな縁から、何かとお世話になっている福岡の知人と、蔵元が同級生のようです。笑
「縁」というのはどこで繋がっているか分かりませんね。
ちょっと怖い半面、不思議で面白い！大事にしていきたいご縁の一つです。

頼みの綱のHPが改装中とのことで、蔵の情報がわかりません…泣
申し訳ございません(T-T)

ただ、味の感想はもちろんお伝えしますし、購入先は貧乏の味方、西友！！
気軽にお試しいただける商品でございます。

そして、コチラが噂の”うすにごり”です。

普通は、アルコールが醸成されて搾りとった後、「滓（おり）ひき」や「濾過」といった工程を通して、「オリ」と呼ばれるカスを取り除き、皆さんがよく目にする透明な日本酒に仕上げます。
「オリ」は雑身の原因になってしまうからです。

…ん？
勘のいい人は気付くかもしれませんね。

つまり、逆にいえば「オリ」は普通の日本酒にはない旨みのカタマリなんです！
濁り酒が今も残っていることを考えると、まあ、当たり前のことなのですが。
ですから、あえて「オリ」を適度に残したお酒が、”うすにごり”というわけです。

透かしてみると…ガッツリ濁ってますね

試飲用お猪口に注いでもこの通り

実際、磯乃澤を飲んでみると…
もちろん多少のクセはありますが、活き活きとしたお酒のエネルギーを感じずにはいられません！
普通なら取り除いてしまう、日本酒本来の「表情」を見ることができる、そんなお酒です。

そろそろ、ちょっと変わった日本酒飲んでみたいな…

って方は、ぜひ”うすにごり”一度お試しください＾＾

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2012/10/24

あさ開純米新酒生原酒

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

今回ご紹介する蔵元は、同じ岩手県盛岡市の「あさ開」。

蔵元HPhttp://www.asabiraki-net.jp/index.html

創業141周年という伝統と、全国新酒鑑評会21年連続入賞という実力を兼ね備えた酒蔵です！
菊の司の強力なライバルであり、共に岩手を引っ張っていきたい素晴らしい蔵元です。
かなり露出度も高いので、見たことある方も多いのでは？？

そんなあさ開の「純米新酒生原酒」！！

楽天市場より拝借

それがコチラ。
銀ピカの包装に包まれていますね。
ちなみに、これはもともと光や温度変化に弱い日本酒の弱点を気遣うものです。
まして、生原酒は酵母が生きているのでデリケートなんです！
パッケージひとつとっても、お酒への愛とお客様への心配りを感じます…

ぼくが飲んだのはこないだの都内某展示会なので、1年近く寝かせたものになりますが、参考までに感想を。

生原酒という性質上、ピチピチのフルーティで新鮮な味わいがウリのようです…が。
やはり1年経つと違うものなのでしょう。
かなり丸くなってました。
でも、これはこれでイイ味わいがあって美味しい！
全体的に「深み」がでてきて分かりやすく、素直なお酒に成熟していたように思います！

ぼく的には、
この際もうちょっと寝かせて、ぬる燗にしてみたいなあ…
なんて妄想しちゃいました。笑

これから始まる日本酒シーズン。
各地の新酒が待ち遠しいですね＾＾

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2012/10/22

七福神特別純米酒

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

今日ご紹介するのは、今季菊の司酒造イチオシの、「七福神特別純米酒」！

菊の司HPhttp://www.rnac.ne.jp/~esake/kiku/

今年9月にラベルが変わったばかり。
和紙素材にキラキラの箔をあしらった、高級感あふれるラベルです！
同じく「普通純米酒」と「本醸造」も同じ書体でシリーズ化してます。

さてさて、なぜ「イチオシ」なのか…？？

その１、原材料
酒米は岩手オリジナル酒米「ぎんおとめ」を主に使用。
また、麹菌は「黎明平泉（れいめいひらいずみ）」、酵母は「ゆうこの想い」と、いずれも岩手オリジナルです！
それらを「特別純米酒」として、丁寧に醸造。
菊の司が自信を持って送り出す、「岩手県代表」です！！

その２、値段
1800mlで2552円、720mlで1155円というリーズナブルなお値段。
特に、720mlの方はかなり頑張ってます！

その３、味
もちろん、中身で勝負です！
オーソドックスな純米酒ながら、「普通純米」よりもワンランク上のキレイな香り、味わいが特徴。
燗でも冷でもイケる、万能選手です！
お供も選びません。

「大吟醸はちょっと手が出ないけど、いいお酒ないかな～…」
なんて思っていた方、チャンスですよ＾＾

「七福神特別純米酒」ぜひ、お試しください！

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2012/10/20

復活！浜娘

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

あー…
風邪引いちゃいました。(--;)
ぼくの周りでは結構流行ってるみたいです。
みなさんどうぞ気を付けて！

さて、今日ご紹介するのは、岩手県のある日本酒です。
赤武（あかぶ）酒造さんが醸す、「浜娘（はまむすめ）」！

蔵元HPhttp://www.akabu1.com

もともとは岩手県大槌に蔵を構えていましたが、東日本大震災によって蔵が全壊…
今は、盛岡の工場を借りて醸造しているそうです。

実は先日のある業界向け展示会でブースがお隣さんでした！
初めてお会いしましたが、とても気さくな社長さんで、色んな話を聞かせていただきました。
「岩手の日本酒を…」という、懐の深い方です。
お互いに頑張っていきたいですね！！

赤武酒造古舘秀峰社長
http://oishiisanriku.com/akabu.htmlより拝借

イベント終わりに、ちょこっと試飲させていただきましたので、ご紹介。
お気に入りは、この本醸造！
本醸造ならではのスッキリとした飲み口、キレのよさはもちろん、しっかりと米の旨み・香りが楽しめる一品です。
HPによると…なるほど。
精米65%、1050円と、本醸造にしては若干高いのも納得。
苦しい環境の中でも妥協しない、酒造りに対する情熱を感じます！
菊の司も負けてられないですね！！

ぜひ、見かけたら「浜娘」お試しください！！

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2012/10/17

感謝感激の誕生日(T^T)

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

初めてタイトルに顔文字使ったな…
私事ですが先日の10月12日、21歳の誕生日を迎えました！
お祝いのメッセージもたくさんの方からいただきました。
ありがとうございます！

まあ、月並みですが親に感謝です。
早く恩返しがしたいものです…
周りのみんなが、
就活、就活…！
と言っている間に、ぼくは将来の蓄えをのんびり積み上げることができるのだから恵まれてますよね。笑
本当に、ありがたい話です。
それを活かすも殺すも自分次第ですから、精一杯の努力をしたいと思います！

ところで、営業先でもやっぱり就職の話になります。
ぼくがこういう身の上だからなのか、卒業後の予定についてよく質問されるんです。
もちろん、すぐに帰って岩手で活動するつもりです。
でも、意外に賛否両論なんですよね。しかも若干「否」が多い！

すぐに帰るなんてもったいない、どこかに勤めてから帰れ！
というお声が多い多い。笑
全く別の業界に、という方もいらっしゃいます。

んー…
もちろん、分からないわけではありません。
ぼくみたいなパターンでそのまま家に入ってしまうと、圧倒的に「経験」が足りない。
一緒に働いていく仲間たちが経験したことを、将来経営者になるぼくが経験していないのはおかしいですよね。
「経験」が人の人格や行動にもたらす影響はとてつもなく大きい。
これは常識です。
いくら経営者として仕事ができても、独裁者になってしまっては意味がない…
という不安もあります。

みなさんはどう思いますか？？

ぼくは、なんと言われようと、まっすぐ家に帰るつもりです！
修業に来た！と公言するならともかく、隠して入社するのはそこの経営者に失礼だと思うからです。
だいたい、今の世の中そんな軽い気持ちで就職できるほど甘くないし、もしぼくが社長だったら、
社会勉強させて下さい!
なんてヤツ１００％採らない。邪魔だし、なめてんの？と思うだろう。
まあ、そこら辺は会社の状況にもよるのだろうが…

案外「賛」は、比較的若い方が多いから不思議。

どちらにしろ、学生にうちにしかできない勉強はさせていただくつもりです！
いろんな方にお世話になりながら、吸収し、感謝し、成長していきたい。
改めてそう決心した21の誕生日でした！

ではでは！
お酒の話なくてごめんなさい笑

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2012/10/15

sangría~サングリア~を日本酒で?!

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

みなさん、突然ですがサングリアってご存知ですか？？
こんなやつです。
ワインにフルーツやスパイスを漬けこんだものです！
見た目も鮮やかで非常に飲みやすく、主に夏場、スペインなどで日常的に飲まれています。
ちなみに、スペイン語のsangre（「血」の意）からきた名称だそう…

たしかに、甘くておいしいんです。
スパイスが効いてて、全然飽きません！
ただ、ワイン感が全然しないのが悩みどころ…

さてさて。
じゃあ、日本酒で作っちゃおう！
ってなるのが六右衛門。
後で偉い人にぶっ飛ばされたりして…笑

でも、先に言います。
めっちゃ美味い！
しかも、ちゃんと日本酒の風味が活きた仕上がりになりました！
「浅漬け」がポイントですよ。

もともとサングリアの「レシピ」は決まったものはなく、それぞれ好みで、といったかんじです。
まあ、今回は参考までに私が作ったものをご紹介します！

材料（1000ｃｃ）
日本酒…以前紹介した「香露特別純米」を使用。香りが高いタイプの純米酒がおすすめ！
フル―ツ…リンゴ1/2、梨1/2、パイナップル4/1、レモン1/2。柑橘系は安定？
スパイス…シナモン、八角(2片)。

用意するもの
容器…なんでもいいです笑お茶なんかを入れる広口ボトルが便利かもしれません。
冷蔵庫の空き…サングリアは要冷蔵です。
ティーパック…スパイス類を入れると取り出すとき便利です！

作りましょう＾＾

かかっているのはシナモンパウダー。
ダマになってしまいました…

ま、大したことはしません笑
１．フルーツの準備
　　用意したフルーツをよく洗った後（重要！！）切ります。大体ひとくち大で。
　リンゴ、梨、レモン（薄切り）は皮つきで入れました。くれぐれも、念入りに洗うのを忘れずに！
　パイナップルは皮も取っておきます。
　甘党の方はこの時にフルーツを砂糖漬けにするか、後でハチミツを足しましょう！

２．スパイスの準備
　　スパイスは入れるだけです。ティーパックを用意して、その中に入れて投入すると、取り出すとき　便利です！
　　ただ、スパイスは分量を間違えると大変なことに…
　分からなければ少なめに入れましょう。　

後は、お酒を入れて冷蔵庫に入れるだけ！
およそ24時間が飲みごろの目安です。
味が進みすぎないよう、大量に作る場合はフルーツは取ってしまいましょう。

味は良し！
とっても飲みやすくなります。
その分、飲みすぎには注意です！！

んー…
ただ一つ欠点が。笑
高い！！！！！！
日本酒が720ｍｌで1000円弱だとして、全部揃えるのに2500円位かかりました…
スパイスとかは残るので、これからたくさん作ればOKですが、初期費用は若干高めですね^^;
もっとコスパ良くて美味しいよー
っていう情報ありましたら、ぜひ！

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2012/10/11

柏露特別純米酒

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

今回は久々に酒どころ、新潟の銘酒のご紹介。
「柏露」という、新潟・長岡の日本酒です！

HPより拝借

蔵元HPhttp://hakuroshuzo.np.to/

創業1751年という、伝統ある蔵元さんです。
頭に新潟専売特許の「越乃」をつけて、「越乃柏露」と銘打っている商品もありますね…
思わず「名前買い」してしまいそうな雰囲気のあるお酒です。

新潟米どころの中心・長岡で伝統の酒造りを守りながら、日々さらなる発展を目指して研究に励んでいるというから素晴らしいですね！
ぜひ見習いたい蔵元さんです！

そして今回いただいたのが、「柏露の特別純米」。
なぜか、HPの商品紹介には載っていません…
ちなみに私は西友で購入しました！
あなたの近くの西友にもあるかもしれませんよ？

スーパーにも良いお酒はある事はあるんですが…
なんせアドバイスしてくれる人がいない、どれを買えばいいか分からない！泣
というのが難しいところ。
ある程度目星がついていたり、知識があればいいんですけどね。
その点酒屋さんはプロがいるので安心ですよ！
ま、この話はまた今度。長くなります笑

話を戻して、この「柏露特別純米酒」、個人的な感想としては意外なお酒でした。
というのも、恥ずかしながら「新潟銘酒は淡麗辛口のバイブル」と勝手に思い込んでいたんです。

ですが、このお酒は違いました！
上立ち香（お猪口から上がってくる香り）こそ透明度の高い、おとなしめの印象ですが…
口に含むと本性むき出し！！笑
しっかりと成熟した旨みの「カタマリ」が波に乗って押し寄せます。
さっきは穏やかだった大人っぽい香りも、急に存在感が出てきて、しっかりと余韻が残る。

新潟もこういうお酒あるんだなあ…
未熟者の私にこのお酒は教えてくれました。

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2012/10/10

【お知らせ】試飲即売会開催＠松澤酒店

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

今日はお知らせです…
今週土曜（10月13日）、西武池袋線練馬駅の「松澤酒店」さんで試飲即売会開催します！
地酒はもちろん、焼酎なども豊富な品揃えを誇る、素晴らしい酒屋さんです。

場所は駅目の前、徒歩0分のセブンイレブンの隣です。

当日は、私と本社の営業担当の2人で立ってます。
お酒はもちろん、名物「南部せんべい」や隠れた名産「味噌漬（大根の漬物）」もご一緒にどうぞ！

ぜひ！お待ちしてます＾＾
（そこでしか味わえないお酒もあるかも…？？）

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2012/10/08

七福神純米大吟醸

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

そろそろ、全国各地で日本酒の仕込みが始まりますね！
あなたの町の酒蔵さんの前を通ってみてください。
芳しいお米の香りがしてくるかも…

菊の司酒造も、明日から一本目の仕込みが始まります。
先頭打者は、毎年恒例の「杜の白菊」です。
今年のお酒の出来はどうかな～
楽しみであります！

さて、日本酒の新しいシーズンを迎えるにあたって…
みなさん、飲みそこねたお酒はありませんか？
日本酒というのは、1年経てばすべて「古酒」です。
来年、「全く同じ酒」ができるとも限りません！

以前、おかげさまで菊の司が金賞をとりました、とご報告しました…
ぜひ皆さんに、そのお酒を飲んでいただきたくて親父に相談したのですが、残念ながら同じ酒は市場には出せない、とのこと。
本当に残念なのです…が！
実はほとんど同条件の商品があります。

それが、「七福神純米大吟醸」！！
菊の司酒造の技の結晶、Aランクのお酒です＾＾

まさに「フルーティー」、リッチな香りは限られた特別なお酒にしかありません！
味わいも非常に華やか。
かつ、清楚。
菊の司酒造が目指す、「最高の食中酒」の象徴です！

値段はそれなりですが、もちろん後悔はさせません。
ぜひどうぞ！

菊の司HPhttp://www.rnac.ne.jp/~esake/kiku/

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2012/10/06

香露特別純米

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

突然ですが…
ちょいとクイズです。
麹菌が米のデンプンを”糖”に変える。
では、その”糖”を分解してアルコールにする微生物の総称は？

分かりましたか？笑
答えは、「酵母」です！

実はこの「酵母」いろんな種類があって、それによって日本酒の出来が大きく左右されるため、特徴によって使い分けられています。
大きく分けて、「地方自治体開発酵母」と「協会酵母」の2種類があります。

前者はその名の通り、地方自治体によって開発された酵母。
たとえば菊の司商品にも、「ゆうこの想い」という岩手オリジナルの酵母を使ったものもあります！

対して、後者は日本醸造協会によって開発・頒布された酵母です。
「協会○号」というようにナンバリングされていて、
「YK35（Y山田錦　K協会酵母　35精米歩合35％）」で鑑評会に出品すれば金賞が取れる
という俗語が流行るほど、優れた酵母が非常に多いんです！

その中でも特にポピュラーなのが「協会9号酵母」。
香りが華やかで、雑身の少ないキレイなお酒に仕上がるので、吟醸酒の醸造に向いているとされています。90年代までは鑑評会用として最も多く使用されていたそうです！

そんな「協会9号」のもとになったのが、「香露」という日本酒を醸す(株)熊本県酒造研究所。
「熊本酵母」、「香露酵母」とも呼ばれるのはこのためです！

たまたま、西友で新発売していたので購入したのがこちら。

香露の特別純米酒です！
意外にも安かった（720mlで1000円弱）ので買っちゃいました笑

香りはやはり華やかで、名前の通り。
ド派手、というわけではないです！
しっかりと据わった、言ってみれば「オーラ」のようなものを感じます…

味わいは米の味がしっかりする、ちゃんとした純米酒！
うーん。これだから純米酒は手放せない。
香り好し、味好しのお気に入りの一本です！

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2012/10/04

大吟醸萬歳楽杜氏の隠し酒

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

9月中旬、以前やっていたバイト先の仲間が、帰省のお土産に日本酒をわざわざ買ってきてくれました。
彼はさりげなく銘酒揃いの石川県の出身です。
今は役者を目指して奮闘中！
ブログ、ぜひ見てあげて下さい＾＾

ブログ：中島祥敬の「だいたいハイテンション！ときどきローテンション。」

同じ「夢追い人」です、お互い頑張りましょう！

さて、そんな中島君が買ってきてくれたのがこちら。

石川県白山・小堀酒造店さんの「大吟醸萬歳楽杜氏の隠し酒」！

うわ！！
そう、めっちゃいいお酒ですよ笑
なんと720mlで税込2500円！
ありがたい。
今度お返ししなきゃな…

萬歳楽ウェブサイト

蔵元HPhttp://www.manzairaku.co.jp

なんと創業江戸享保年間(1716～1734)。
菊の司（1772創業）よりさらに前ですね！
そうめったに見ないのでびっくりしてしまいました…
ともあれ、伝統ある酒蔵さんです！

なんだろう…初めてのお酒でした。
私は大吟醸とか、「ちょっとイイお酒」も、もちろん好きなのですが普通の純米酒の方が好きなのです。
というのも大吟醸までいくと、酒質がキレイになりすぎて物足りない。
贅沢だな…と思いますが笑

…と思ってこの「大吟醸萬歳楽杜氏の隠し酒」を飲んだら、全然違う！
栗のような濃厚な甘い香り。
この香りがすごくて、まさかと思ってラベルを見るが、添加物の表記はありません。（当たり前ですが）
でも、しつこさは微塵も感じず、むしろ心地よい。

味わいも、「まとめ役」がしっかりと仕事をしています。
口に含んだ瞬間、艶やかな甘さが舌全体に広がる…
よく、最初に舌のどの部分に触れるかで印象が大きく変わる、とは言いますが、このお酒はどこでも同じような気がします。
そのバランスを保っているのが、「辛さ」。
酒度は＋５となっていますが、決して辛口ではありません！
それほどいい「まとめ役」となってくれています！

ぜひ一度お試しを。
中島、ありがとう！！

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2012/10/03

酒屋大賞2012

こんにちは！
｢菊の司」16代蔵元予定、平井六右衛門です^^

夜分遅くに失礼します。

以前からtwitter、facebookでちょくちょくご紹介していた、「酒屋大賞」に行ってまいりましたので、ご報告までに…

酒屋大賞というのは、一般消費者自身が飲みたいお酒、または酒屋さんが売りたいお酒を試飲しながらシールを貼って投票し、グランプリを決定するという全国初のイベント！
集まった銘柄は、196銘柄のうち、プロによる審査の予選を突破した50の精鋭銘柄。
おかげさまで、菊の司・七福神それぞれ出品させていただきました＾＾

どのお酒もキラリと光る個性を持っていて、ひとりの日本酒好きとして楽しかったです！

入場無料で、試飲し放題。
しかも、目の前でこわいおっさんがジッと見ていることもない…笑
会場に来ていた方は、自分も含め、美味しい日本酒とのふれあいを楽しんでいました！

日本酒業界というのは不思議なもんで、こういう一般消費者が主役の、かつはっきり白黒つくイベントが、有りそうで無い。
この酒屋大賞が来年、再来年…と続いていって、「日本酒の楽しさ」を広めていって欲しいですね！

惜しむらくは、月火の平日の昼間だったこと…！

残念ながら、今回は時間が取れなかった方、次回に期待です！

結果が楽しみだなあ。

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