こんにちは!
「菊の司」16代蔵元予定、平井佑樹です^^
去年から県内6社のみで製造販売されている、新しい岩手の酒米「結の香(ゆいのか)」を100%使用した純米大吟醸。4月1日蔵出しが決定いたしました!
「結の香」とは。
岩手県が10年かけて開発し去年完成したばかりの、主に大吟醸の醸造を目的とした新しい酒米。
有名な「山田錦」と青森の酒米「華想い」が親米です。
もともとあった「吟ぎんが」や「ぎんおとめ」は小粒、割れやすいなどといった大吟醸造りには向かない欠点がありましたが、この「結の香」は見事に乗り越えました!
昨年は県内でも6社のみしか取り扱わず、非常に本数の少ない商品でしたが、注目度は全国レベル。業界関係者、一般消費者問わず、みなさまに高い評価をいただきました(-v-)b
ただしこのお米、可愛らしい名前に似合わずかなりのピーキー…笑
去年の造りはいい塩梅だったのですが、今年は溶けやすく、度数を上げるのに各蔵苦労したそう。
そんな「結の香」で仕込んだ純米大吟醸ですが、出来上がりは上々!
さすが菊の司酒造の優秀な蔵人たちです。
しっかり結の香の良さを引き出してくれました。
華やかでフルーティーな香りはグラスを近付けてから飲み込むまで、優しく鼻に抜け続けます。
決して派手さはありませんが、しっかり主張のあるいい香り。
今年は特に甘口の出来上がりですが、この香りと酸味のコンビがしっかり仕事をしてくれています。
甘ったるさは感じず、とろりと舌の上で広がります!
2014年4月1日追記:
予約受付は終了いたしました。
では。
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posted by平井佑樹
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