こんにちは!
「菊の司」16代蔵元予定、平井佑樹です^^
今日は世間話でもしましょう。笑
都内では本格的に就職活動、いわゆる「シューカツ」が始まり、はや一ヶ月半が過ぎました。
大学でもスーツ姿が増え、なんとなく聞こえてくる話声も、それに関する話題が目立つようになりました。
自分は「シューカツ」は無いので、用事を済ませて直接学校に行く時以外はもちろん私服。茶髪。
ちょっと格好が浮くことぐらい別に気にしちゃいませんが、
「シューカツは?」
この質問が結構個人的におもしろいのです。(嫌味ではありません笑)
もちろん家の事を大雑把に説明して、実家に帰る旨を伝えます。
すると全員異口同音に、
「いいなあ~」
と必ず言います。
でも心の中で思っていることは大体2つのタイプがあることが見てとれるのです。
1.就職活動をしなくてもいいという事自体に対する羨み
2.蔵元(経営者)予定というぼくの将来に対する羨み
単純に、「今しか見れないか」「将来まで見てるか」と区別してしまって良いのか…
ただ、前者の方々(学生・社会人問わず)に、なぜその仕事をしたい(している)のか、を聞くと大体見当違いな答えが返ってきます。
「給料が良いから」
「福利厚生が良いから」
「…」←衝撃
それはその会社に入りたい理由だろw、と思ってしまいます。
まあ、これも仕方がない事、ある意味真実なのだろうなとも思いますが。
おれだって前までは、実家がそうだから…、としか言えませんでした。
何が言いたいかというと…
「シューカツ」はもはや学生にとって「お受験」レベルの認識になってしまっていないか、ということです。
将来のためにいい小学校に入り、
将来のためにいい中学校に入り、
将来のためにいい高校に入り、
将来のためにいい大学に入り、
将来のためにいい会社に入る…
一体何がしたいのか。将来っていつだ?笑
でも不幸なことに、途中で気がつかなければ誰しもこうなってしまうのが、今の世の中の仕組み。
東京の大企業は黙ってても掃いて捨てるほど優秀な人材が集まってくる。
では地方の中小企業は?
優秀な人材はいくら発掘しても出てこないのがふつう。
そうなると、社員に求められるのが、これは単純に、「やる気」。
会社に求められるのが「人材教育」と「大企業より優れた業務システム」。
落合監督1年目の中日ドラゴンズが超好例。
あるものでやるしかないのです。
会社側は、やればできる、という事を実感させてあげなければなりません。
もちろん菊の司も例外ではないですね。
話を戻すと、「シューカツ」に見事「合格」した学生たちを、企業が教育、つまり学校になってあげる必要性が高まり続けているんです。
では実際にはどうか。
・不況の影響か、社内に向けたエネルギー(投資)はできるだけ節約したい、という風潮
・おれたちを「ゆとり」とひとくくりに呼ぶ能力・思考回路が腐った人間が、指導する側に一部存在する可能性
・簡単に「脱落」できる社会、「脱落」を美化する一部メディア
・夢も現実も見れない若者
逆に、逆に行ってるように思いませんか?
最近こんなことばかり考えてます。
まったく、ひねた大学生です。笑
ひとつやりたいことが決まりました!
会社の「企業教育システム」を確立させよう!!
です。(^^)
高度経済社会、バブルを経験した達人たちは、何年後かに来る好況時にはいません。
間違いなく、おれたち若者が担い手です。
そんな、日本の未来の担い手たちが初任給を見て一喜一憂している…
本当にそれでいいのか?
っていうのが大事な友人たちへの想いです。
ただ、一方でいい就職先が見つかればいいな、という単純に応援したい気持ちも、もちろんあります!
懲りずにたくさん生意気言いましたが、どうか気を悪くしないでください…
やったろーぜ
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posted by平井六右衛門
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