こんにちは!
「菊の司」16代蔵元予定、平井佑樹です^^
1か月間何あったの?シリーズは今日は小休止。
本日は、ぼくの祖父である14代の三回忌法要でした。
こういう出来事は、いろいろと自分を見つめ直すいい機会だなあと思います。
じーさん、ありがとう。
今度の7月4日で丸2年が経ちます。
2年前何していたか、というと大学3年生。
結構昔のことのようですw
■当時のブログ記事
http://hira6kiku.blogspot.jp/2012/07/14.html
当時は何も知らないまま、何をしたらいいのかもわからないまま、大学でたまたま出会った大恩師久米信行先生に言われるがまま、ひたすらブログやfacebook、twitterでお酒の情報発信をしていました。
当然、会社に利益など持って来られるわけもなく、リアルでの仕事なんて皆無。今となって思い返してみると、今の自分が最も嫌悪感を抱く「自己満学生」だったわけで、やればやっただけの中途半端、商売人のくせに相手を見てない最低なやつでした。笑
それに比べたら、この2年間でちょっとは成長したつもり…なのですが、また2年後、そう思えるようにもっともっと成長したい。
今日のお寺の住職は講話でこんな言葉を教えてくれました。
「各欲快意」
ご存知でしょうか?
「かくよくかいい」と読みます。
お経の中に登場する言葉なのですが、「人間の、楽な方へと物事をとらえたり妥協してしまう性質」という意味なんだそうです。「三毒五悪段」という人間の悪い性質を説いた一節などに使われるらしい。
たとえばこんなこと。
一生懸命やろう!…その気持ちはあるのに、実はいつの間にか手を抜いたり、都合のいいように言い訳してしまう。とか。
自分から距離がある物事に対して、関わらないようにしたり、理想論ばかり言ってみたり。とか。
ドキッとしますよね。
たぶん誰だってするんじゃないかな…
こういう部分が見えない完璧人間に、ぼくはまだ会ったことがありません。
でも、それって受け止めてどうするかの方が大事なんじゃないかな。
これも各欲快意ですかね。笑
この文字を見たときに、そんなに「悪くてどうしようもないもの」っていう感じがしないのです。
なんか仏さまの人間に対する慈しみ?愛おしさ?のような、大昔の皮肉めいたジョークのようなニュアンスを感じます。
仏さま「人間ってさ、こんなもんだよなwwwおれだって楽しいことしたいし^^」
的な。「でもな…」と続くのでしょうが。
楽しいこと、心地よいものを求めることは大事なことです。
その各欲快意は正しい本質なのですが、その道中で妥協をしたりだらけてしまうことを、仏さまは戒めとしているのでしょう。
「拡翼皆異」
造ってみたw
ことわざっぽいけど、こっちのが気楽でいいな。笑
では。
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posted by平井佑樹
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